商品先物取引と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
ハイリスク?危ない?胡散臭い?博打?
インターネットでの投資取引が一般的になる一昔前(といっても10年程度前ですが)までは、このようなネガティブなイメージが一般的でした。
しかし、インターネットの急速な普及に伴い、最近では株式投資に続いて、商品先物取引や外国為替証拠金取引に非常に身近なものになっています。
たとえば、ドットコモディティという商品先物取引会社がありますが、この会社は楽天と松井証券の出資で作られました。そうです、あのプロ野球などでも話題の楽天です。ちなみに、松井証券はオンライン株式取引の最大手です。
このように非常に身近になってきている商品先物取引取引ですが、やはり通常の株式とは違って、「危ない」という認識が一般的です。
しかし、本当にそうでしょうか?
そこで、商品先物取引のリスクについて少し考えてみたいと思います。
いうまでもなく、リスクとリターンは表裏一体です。ローリスク・ハイリターンなどというおいしい話はありませんし、ハイリスク・ローリターンなどというばかばかしい投資は誰もやりません。(日本国債はミドルリスク・ローリターンという指摘もありますが・・・)
確かに、商品先物取引は手持ち資金の変動額が大きいという意味でリスクは高いのですが、それだけ儲かる可能性も大きいので、結局リスクとリターンの関係はプラスマイナスゼロになります。その点において他の投資と変わらないわけです。
つまり、何がいいたいのかというと、
「商品取引が他の投資と比べて分が悪いというわけではない」
ということです。
決して損をしやすいわけでも勝率が低いわけでもありません。
単純に、投資額に対する変動額が大きいだけなのです。
商品先物は証拠金を預けることによって、その何倍もの金額を売買します。これがハイリスク・ハイリターンの理由です。つまり、問題のリスクの正体は証拠金倍率であって、これは資金をうまく管理することでコントロールできます。
資金管理といっても別にむずかしいことではなく、常識的に考えれば問題ありません。例えば手元資金の10〜20%程度(商品にもよりますが)だけ投資すればよいのです。
証拠金取引だということを意識せずに株式現物取引のように資金を投入してしまうから、相場が意図した方向と反対側に動いた場合に証拠金不足を招いて損失が膨らんでしまうわけです。
相場がどのように変動しても耐えられるくらいの金額だけ投資し、損切りをはっきりすれば別に問題ありません。
このように、冷静に考えてみれば商品先物取引も別に怖い投資ではないのです。
|